【ワイルド】コンボドラゴンプリースト【簡易ガイド】

デスロード型のOTKプリーストと何が違うの?
→あちらは勝利プランがコンボへ真っすぐなため早いレンジでゲームが進む。ミニオンの単体での質が悪かったりゲーム外リソースなどはないため、一度盤面を取られると返すことが難しい。ドラゴン型はミッドレンジの動き方も可能でリソース力が高い、コンボ以外の勝ち筋も見出しやすい。

# 1x (0) 回復の輪
# 1x (0) 沈黙
# 2x (1) ノースシャイアの聖職者
# 2x (1) 内なる炎
# 1x (1) 狂気ポーション
# 2x (1) 真言・盾
# 2x (2) ネザースパイトの歴史家
# 2x (2) 光熱のエレメンタル
# 2x (2) 影の幻視
# 1x (2) 熱狂する火霊術師
# 2x (2) 神授の霊力
# 2x (3) ヴェレンに選ばれし者
# 2x (3) カバールのカギ爪のプリースト
# 1x (3) トワイライトの侍祭
# 2x (4) ダスクブレイカー
# 2x (4) トワイライトの守護者
# 1x (4) 大いなる解呪
# 2x (5) ドラコニッド諜報員
#
AAEBAa0GBvYHpQnSCtYKtbsC/OoCDPgC5QTRCvIMjw+JFIK1Arq7AvC7AtHBAtjBAsvmAgA=

リストは上のものを使用して解説する。自身のリストと違うところはあるだろうが、このデッキが分からなくて開いた人はデッキコードを貼っておいたので同じ30枚で回してみてほしい。


0.ゲームプラン
A:神授の霊力と内なる炎のコンボを早い段階で決めることで、序盤から除去のされずらいミニオンで速やかにゲームを終わらせる
B:マナカーブ通りにミニオンを展開し、優秀なマナレシオを活かして有利トレードを繰り返して盤面で勝利する
C:発見の高バリューで相手より多くのリソースを確保する

主に3つのプランだ。Aは分かりやすく、確定除去の持たない相手には中サイズのミニオンで2~3回圏内のミニオンを作る。現環境は沈黙で溢れているので、基本返しで何もなければ勝てる程度のサイズにするのが好ましい。Bは従来のドラゴンプリーストと同様に、バフスペルをコンボではなく盤面の取り合いに使用する。マナコストに比例して優秀なサイズ、効果のミニオンが非常に多いため生き残ったミニオンをヒールしてコンボに繋げ易い。Cは主に除去の濃い相手へ。バフ系のスペルが手に余りやすい状況になるため、ゲーム外リソースで相手の息切れを待ち一気にコンボのプランで勝利する。


1.マリガン
共通キープ…S ノースシャイアの聖職者、光熱のエレメンタル 最早説明不明だとは思うが、デッキ内のバフカードを活かすためにはまずミニオンである。基本的に返している人はほとんどいないと思うが、1枚目は常にキープしてよい。以下でマリガンで残す優先度をS~Dの4段階と特例を解説

回復の輪…D 残すことはない。パイロマンサーを絡めた大量ドローと、OTKのための0マナヒールが目的のため序盤での使用用途はない。
沈黙…C 対ウォーロックで残りの手が良い場合のみ考える。決して沈黙1枚で止まるデッキではないため、ミニオンを探さない甘えたマリガンをして沈黙したはいいが、盤面が疎かなんてことはいけない。

内なる炎…D 影の幻視から見つかればいい。ゲームプランで書いた通りでコンボのみが勝ち手段でないため固執しない。
狂気ポーション…B キープ→パラディン、メイジ、その他アグロ全般。1:2交換でバリューを得たいため、主に序盤の断末魔ミニオンを取りたい。が、自身のテンポを取るために早めに切ってしまってもいい。パイロマンサーと組み合わせると、相手の高タフネスのミニオン共々一掃できることがよくあるので計算すること。相手の終末預言者やトワイライトの侍祭とのコンボもある。
真言・盾…B 序盤のミニオンがいるならキープ。神授の霊力の前にあるかないかでタフネスの増加量がかなり変わるが、他にもタフネスを増やすカードはたくさんあるためテンポのために早めに使用してしまうのが好ましい。

ネザースパイトの歴史家…B 後述するが、対アグロではダスクブレイカーが非常に大切であるため、安定したドラゴンシナジーのためにキープ。213というスタッツもトレードに役立つ。バリュー対決になるマッチアップは後手で諜報員を残すため、このカードも一緒に残してよい。分からなかったら、アグロとドラゴンのある後手ではだいたい残しておけばよい。
影の幻視…C コンボで勝つプランが有用かつ、光熱のエレメンタルが引けてるときにキープ。基本的には神授の霊力を増やすカードで、手が優れないときは盾でサイクリング、相手の断末魔を処理したいときは沈黙、リーサルがある場合は内なる炎。環境にウォーロックが多く沈黙関連が必須だと感じているため、このデッキは8スペル構成で狙ったスペルは取れないことも多い。気を付けてプレイしたい点。
熱狂する火霊術士…C パラディンに先手後手問わずキープ。それ以外はドローのためのコンボパーツという認識。
神授の霊力…C 序盤のミニオン+バフカードが引けている対ウォーロックでキープ。基本的に6マナまで確定除去を持たないため、早い段階での中サイズで勝てるため内なる炎のためのキーパーツは残していいかなと試しているところ。闇爆弾、終末預言者が裏目だから返したほうがいいかもしれないと最近っている。

ヴェレンに選ばれし者…B 後手113or223あり、先手ミニオン+盾がるときはキープ。他のバフカードと違い攻撃も上がるのでボードの取り合いで強くて、だいたいミニオンと武器を合わせても取れなくなる。ちなみに、対プリーストは113のミラーを解消してくれて223につくと47となるため除去されないミニオンになる。キープ優先度が少し上がる。
カバールのカギ爪のプリースト…B だいたいヴェレンと同じ基準でよいが、こちらはミニオンで標準スタッツを兼ね備えているので最悪テンポキャストが可能。少し緩めに考えてもよさそう。
トワイライトの侍祭…キープしない。

ダスクブレイカー…? アグロ相手に残す、それ以外には返すだけ。後手の諜報員のシナジーのために残す人もいるらしいが、歴史家か守護者のが好ましい動きなので不要と考える。
トワイライトの守護者…A 元のタフネスが高く最高のバフ先。序盤に引けたミニオンを守る役割もある。後手なら無条件でキープしている。
大いなる解呪…D キープしない。

ドラコニット諜報員…B 遅い相手の後手のみキープ。アグロ相手にダスクブレイカーを持っていて2枚目のダスクブレイカー、歴史家、守護者がない場合もキープ。

長々と書いたが、組み合わせのキープが非常に多いため分かりにくい。分からないことがあったらTwitterなどでマリガンのスクリーンショットを送ってもらえれば、理由を併せて可能な限り答えたい。


ゲームプランの選択についても書きたいところだが、デッキが柔軟なためどの相手にどのプランを取ろうが勝つことはできるの割愛。ここら辺は私がこのデッキにはこういうプラン取ったほうがいいですよというよりも、流行で採用されるカードに左右されるため自身で掴んだほうがいい。

最後に少しだけ入れ替え候補

# 1x (0) 回復の輪☆ パイロマンサーとのシナジー
# 1x (0) 沈黙☆ 対ウォーロック
# 1x (2) 熱狂する火霊術師☆ 対パラディン
# 1x (3) トワイライトの侍祭☆ 対ナーガ全般、巨人入りキューブロック
# 1x (4) 大いなる解呪☆ 対ウォーロック
非確定枠。

トワイライト・チビドラゴン 序盤の相手からの打点が抑えられるようになり、主にメイジに強くなる
狂気ポーション アグロ全般への耐性追加
イカれた錬金術師 ガイストが環境に増えたら
デスロード コンボプランが通りやすくなる
苦痛の侍祭 回復の輪コンボを抜いてドローが足りないと感じたら
ブックワーム ドラゴンシナジーを安定、遅めのウォーロック

辺りは追加候補。上のリストは現在のラダーでウォーロックを意識しているため沈黙系のカードを多めに採用しているが、メタゲームが変わったらもちろん採用カードが変わるだろう。